TREKから新型グラベルロード「Checkpoint」が発表!!グラベルロードとは?
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ついに発表となったトレックのグラベルバイク。
その名も「Checkpoint(チェックポイント)」シリーズ。
貴方の走りの幅を大きく広げてくれる、最強の多用途バイクです。
今までトレックにはなかった、この新しいシリーズについて、様々な面から特徴やお勧めの使用用途を解説してみたいと思います。
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◎TREKグラベル系バイクの使用シチュエーション別おすすめ度↓↓
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そもそもグラベルバイクとは?

グラベル(gravel)とは、「砂利」を意味する英単語。
未舗装の林道のような路面を想像してみるといいでしょう。
今までのトレックのラインナップでは、エンデュランスレースバイクであるDOMANE(ドマーネ)のディスクブレーキ仕様とシクロクロスバイクのBOONE(ブーン)・CROCKETT(クロケット)れぞれグラベルバイクとしての役割を担ってきました。
ただ、いずれのバイクも元々はロードレースやシクロクロスなど他の用途に特化された自転車。
そういったバイクと「Checkpoint(チェックポイント)シリーズ」はどう違うのでしょうか?
CHECKPOINT(チェックポイント)特徴
(1)最大45Cのタイヤクリアランス

チェックポイントシリーズで最も特徴があるのがそのタイヤクリアランス。
標準装備で35mm、最大でなんと45mmという極太のタイヤを飲み込むだけのスペースが取られています。
ロードバイクであるドマーネディスクや、ルールで33mm幅までのタイヤしか使わないシクロクロスが最大35mm程度のタイヤが入る寸法で設計されているのとは対照的です。
太いタイヤは重量こそ若干増しますが、荒れた路面では不快な振動を和らげ安定感を高めてくれます。
厳しいオフロードや積載量の多いツーリングを想定した嬉しい設計です。
(2)載量重視の設計
フレームのフロントトライアングル部に3つ(56サイズ以上の場合)、ダウンチューブ下に1つと計4つのボトルケージ台座で水分を大量に持ち運ぶことも可能。

大きく取られた前三角のスペースはフレームバッグの装着にも一役買ってくれそうです。
また、レーシングバイクであるドマーネ ディスクやブーン・クロケットはフェンダー(泥除け)こそ取り付け可能ですがキャリア(荷台)は取り付けられませんでした。
チェックポイントシリーズはアルミ・カーボンどちらのフレームにも前後にキャリア台座が設けられ、長期間のツーリングにも耐えうる積載量を確保しています。人里離れた荒野を延々と駆け抜ける、そんな情景が目に浮かびますね。
(3)フラットマウント油圧ディスクブレーキ
軽量なフラットマウント規格の油圧式ディスクブレーキ搭載で、どんな路面状況、天候でもしっかりとした制動力を確保します。
油圧式なので操作感も軽く、少ない力でしっかりとしたブレーキングが可能です。
(4)11×34Tのワイドギア(リア)
リアのカセット11×34Tのワイドギアが標準装備。
どんな地形でもペダルを漕いで進んでいけます。
(5)ジオメトリー
Checkpointシリーズを特徴づけるもう一つの要素がジオメトリー(フレーム各部の寸法)。
Boone/Crockettのオフロード走行に特化した設計から、ヘッドチューブを寝かし、スタックハイトは高く(ハンドル高など)、ボトムブラケット高は下げて安定性を確保。機敏で操作性の高いハンドリング性能はそのままに安定感をさらに高めています。
専用設計のフロントフォークは、高速走行に特化したドマーネと低速での安定感を重視したブーン・クロケットの中間を狙った操作特性を持ちます。

リアエンドはスライド式のStranglehold(ストラングルホールド)。
チェーンステーを最大15mm延長することで更に安定性を向上させることもできます。また、この機構を利用してシングルスピード化も可能。
さて、これらの特徴を持つチェックポイントシリーズ。
ドマーネディスクやシクロクロスバイクと見た目は非常によく似ています。
どれにしようか迷ってしまう方も多いのでは?
・・・ということで、
使用するシチュエーション別おすすめ度
をトレックのグラベル系バイクと比較してわかりやすくまとめてみました!
(1)ポタリング


距離も速度も気にしない、街の空気と流れる風景を楽しむのんびりライド。
太いタイヤで気兼ねなく走れるCheckpointが一番でしょう!
お土産をたっぷり買ってもキャリアがあれば簡単に持ち帰れますよ。
(2)ロングライド(オンロード)


基本的にどのバイクでもオンロードで楽しめるのですが、やはり軽さが生きるドマーネが一番おすすめ。
Checkpointはロー34Tという非常に軽いギアを装備しているので、のんびりペースや勾配のきつい道などでは活躍してくれそうです。
(3)オフロード主体のツーリング


太いタイヤを履けるCheckpointが一番有利。水や食料の補給が難しい場面では積載量も魅力です。
オフロードがあまり荒れていないのであればDomane Discでも十分に楽しめると思います。
(4)重装備のツーリング


圧倒的な積載量を誇るCheckpointの独壇場です。不意に現れるオフロードでも安心、快適。
最近はキャリアを使わないツーリングスタイル(バイクパッキング)も普及していますので、どのくらいの荷物が必要かでお勧めは変わるかもしれませんね。
(5)シクロクロスレース


シクロクロスレースとなると軽量で操作性も高い専用バイクが一番有利なのは間違いありません。
ただ、ジオメトリー的にはCheckpointも十分レースに対応できます。長い担ぎもOKなフレーム形状。
シクロクロスビギナーの方がタイヤ幅の制限が無いクラスを走るのであれば、むしろ走破性に優れた太いタイヤを履けるCheckpointの方が有利と言えるかもしれません。
(6)ロードレース


ロードレースに出るならやはりロードバイク。
ドマーネの軽さと高速での操作性は間違いなくアドバンテージになります。
ギア比やハンドリングの面など、シクロクロスバイクはちょっと不利かもしれません。
CHECKPOINT(チェックポイント)ラインナップ

CheckpointSL5
(チェックポイント SL5)
価格:¥297,000-(税別)
カラー:Gravel
フレーム:500 Series OCLV Carbon
メインコンポーネント:Shimano 105, 11 speed
軽量で振動吸収性の高いカーボンフレーム+リアIsoSpeed搭載。
グラベルでの疲労に直結する衝撃を和らげることで、より遠くへ、どんな場所へも、力強く走り続けることが出来ます。
ダウンチューブの下には跳ね石などからフレームを保護するカーボンアーマーを装備。安心してグラベルに突っ込めます!

Checkpoint ALR 5
(チェックポイント ALR 5)
価格:¥213,000-(税抜)
カラー:Solid Charcoal
フレーム:300 Series Alpha Aluminum
メインコンポーネント:Shimano 105, 11 speed
軽量なアルミフレーム+カーボンフォーク仕様。
コンポーネントはコストパフォーマンス・精度の高いシマノ105グレード。
グラベルでも安定したパフォーマンスを発揮してくれます。
油圧式のディスクブレーキで制動力も安定。
安心してグラベルライドを楽しめます。

Checkpoint ALR 4
(チェックポイント ALR 4)
価格:¥185,000-(税抜)
カラー:Matte Trek Black
フレーム:300 Series Alpha Aluminum
メインコンポーネント:Shimano Tiagra, 10 speed
ALR5と同じく軽量なアルミフレーム+カーボンフォーク仕様。
コンポーネントはシマノ ティアグラグレードで価格がグッと抑えられています。
ブレーキはもちろん油圧式のディスクブレーキ。
20万以下のしっかりとした本格グラベルロード。手始めにいかがですか?
特徴まとめ
■Checkpoint全モデルに共通の特長
・長距離ライドに対応しながらもアグレッシブなポジションを取れる特別なジオメトリー
・45Cのタイヤクリアランス
・最大4本のウォーターボトルをフレームに搭載可能
・シュワルベ 35cグラベルタイヤを標準装備
・フラットマウント油圧ディスクブレーキ
・前後12mmスルーアクスル
・Stranglehold 調整式ドロップアウト
・11×34のワイドギア
・フルシマノコンポーネント
■カーボンフレーム Checkpoint SLの特長
・OCLV 500シリーズカーボンフレーム
・路面の振動を吸収するシートマストとリアISOスピード
・タイヤクリアランスを増やす左右非対称チェーンステー
・ダウンチューブのカーボンアーマー
■アルミフレーム Checkpoint ALRの特長
・軽量なアルファ300シリーズアルミフレーム
・カーボンフロントフォーク
さて、だいたいイメージは掴んでいただけたでしょうか?
安定感重視の設計と太めのタイヤ、効きの良い油圧ディスクブレーキと非常に幅広いギアを全てのグレードで標準装備したチェックポイントシリーズ。
きっとあなたのライディングをもっと楽しく、快適にしてくれるバイクだと思います。
自分の乗り方にはどのバイクが一番合うのだろう?
そう思われたら、まずはお店でスタッフにご相談下さい。
乗り方、経験、ご予算などに応じて最適なバイクをおすすめさせていただきます!
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