2017年モデル TREK MADONE 9.2 インプレッション

インプレライダー:川崎店スタッフ 勝田

昨年に念願のカーボンロード「TREK EMONDA SL」を購入した後、今年はトライアスロンデビューも果たした川崎店スタッフ 勝田。

彼は最近、そのEMONDA SL6から2017年モデル最新型エアロロード「TREK MADONE 9.2(マドン9.2)」に乗りかえました!
2017年はその新型マドンでガンガン走ってくれる事でしょう♪
そのスタッフ 勝田が今回、シチュエーション別にインプレッションを語ってくれました。
MADONE 9 Series(マドン9シリーズ)ご検討中の方のご参考になれば幸いです。

 

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TREK MADONE 9.2(トレック マドン 9.2)/2017年モデル

フレーム:600 Series OCLV Carbon(H2 FIT)

ホイール:Bontrager Aura Tubeless Ready

コンポーネント:Shimano Ultegra, 11 speed

価格:680,000円(8%税込)

 

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シチュエーション(1)
<平地>

勝田:MADONE 9.2についてまず驚くのが、見た目に反した乗り心地の良さです。
フレーム素材にEMONDA SLよりもグレードが1段階高いOCLV 600 Seriesカーボンを採用し、さらにDOMANEにも採用されている『IsoSpeed機構』を搭載していることにより、振動が一層軽減されています。
今まで細かい振動を気にしながらのバイクコントロールでパワーロスしていたエネルギーを、このMADONE 9 Seriesならば思い切りペダリングにまわすことが出来ます。

そして更なる驚きは直進の伸び。
EMONDA・DOMANEと比べ、同じペダリングでも巡航速度は間違いなくMADONEの方が上がります。
ワイヤーを全て車体内部に収め、ブレーキ・チェーンガードの形状など細部に至る部分でエアロダイナミクスを限界まで追求しており、時速35km程を超えてからの速度維持が非常にラクになりました。

DOMANEと比較すると、重心が比較的高くレスポンスが非常にクイックです。
もし走行安定性を特に重視するのであればDOMANEが良い選択肢になるかもしれませんね。

MADONEの専用一体型ハンドルバーの剛性は十二分で、どのシチュエーションでもたわみは感じられませんでした。

 

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シチュエーション(2)
<登坂>

勝田:私はEMONDAからMADONE 9.2に乗りかえたので特に感じましたが、ここ(登坂)はやはりEMONDAに軍配があがるかと思います。
勾配が10%前後になると私の貧脚ではEMONDAの軽やかなペダリングを懐かしく思ってしまいます。(笑)
しかし、5%前後であればMADONE 9.2でもノープロブレム、申し分のない程のぼってくれます。
ダンシング時の一体型ハンドル独特の振りづらさは思ったより感じることはなく、どのようなユーザー様でもすぐに慣れて頂けると思います。

 

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シチュエーション(3)
<下り>

勝田:恐ろしいほど転がるように加速し、坂の下りが苦手な方はよくブレーキングをしながら下ることになると思います。そのくらいよく伸びますが、IsoSpeedの恩恵で安定して下ることが出来ます。
MADONE専用設計のブレーキの制動力に関しては、個人的にはシマノ アルテグラと互角、急制動といった場面ではそれ以上かなといった印象です。ですので、MADONEならレースシーンでも安心して加速できると思います。

 

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番外編<石畳>

今回のライド中、パヴェ(石畳)を発見したのでMADONE 9.2で走ってもらいました。

勝田:やはり悪路は体への負担が大きくなり、距離が伸びるほど疲労は大きくなりますがMADONE 9.2だと石畳の凹凸がダイレクトに来ず、幾分かマイルドにサドルに伝わってきます。これは凄い…!!IsoSpeedの威力は絶大です!

 

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ここがMadoneの「IsoSpeed機構」。路面からの振動吸収に大きく貢献します!

 

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まとめ

勝田:MADONE 9 seriesは究極のエアロロードと謳われていますが、個人的にはオールラウンドな状況で誰にとっても乗りやすい、非常に万人ウケするバイクだと思います。
第一印象で「速い人しか乗らないバイク」と思ってMADONE 9 seriesを敬遠されている方、ひょっとすると損をしているかもしれません。
本当におすすめですよ!!MADONE 9 seriesについて何か気になることがあれば、何でも私、勝田にご相談くださいませ!

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