ALL NEW DOMANE
DOMANE SLR発表!

2012年の登場からエンデュランスロードバイクの代表作としてその地位を確立してきたTREK DOMANE(ドマーネ)が、さらなる進化を遂げた“第2世代”として生まれ変わり、そのハイエンドグレード「DOMANE SLR(ドマーネSLR)」が発表されました!

新型DOMANEでは、DOMANEの特徴である快適さを高める「IsoSpeedテクノロジー」が、ライダーの好みやコースのコンディションに合わせて縦方向の振動吸収性を調整できるように進化を遂げ、さらにIsoSpeedが持つ高いアドバンテージを新たにフロント部にも搭載。また、新型「IsoCoreハンドルバー」も採用し、レース性能や重量はそのままに、バイク全体での振動吸収性を飛躍的に高めています。

新型DOMANEは、ファビアン・カンチェラーラはじめ、Trek-Segafredo Pro Cycling Teamのメンバーと共に、最も偉大なクラシックロードレースのコースである石畳、アランベール・フォレストの有名な石畳やフランドルの登り坂で開発・テストした後、この路面の100mものレプリカをTREK本社(ウォータールー)内に製作し、さらなる確証とテストを何度も繰り返し行い開発されました。
この努力により新型DOMANEは、走行性能における技術革新と共に、その快適性と走りの質における新基準を打ち立てたということです。
開発にかける情熱はさすがTREK。
NEW DOMANE のテクノロジーのご紹介
ラインアップのご紹介
スタッフ試乗インプレッション
お客様インプレッション
NEW DOMANE のテクノロジーのご紹介




【リアの調節式IsoSpeed】
トレックのIsoSpeed テクノロジーは、効率的で快適な走りを可能にし、パフォーマンスとスピードを高めてくれます。それは荒れに荒れた路面ですらも滑らかにしてくれるトレック独自の革新的なテクノロジーです。
今回、新型DOMANE SLRに搭載されたリアの調節式IsoSpeedは、シートチューブ部に配置されたスライダーの位置を上下させることで、乗り手の走り方や路面に合うよう、振動吸収量を自分の好みに調整することができ、第1世代DOMANEより高い剛性と振動吸収性の両方を実現しました。スライダーを最も低い位置(振動吸収量:大)に設定すれば、振動吸収性は全体で第1世代よりもなんと14%も向上します。よりライダーの負担を減らし、荒れた路面でも高いコントロール性と安定性、快適な乗り心地を提供します。

【フロント IsoSpeed】
第1世代のIsoSpeed テクノロジーが、ライダーの体重の多くを支える一方で、身体全体での快適性を考えた場合、まだそこには“フロント周りの快適性”という改善の余地が残っていました。トレック・エンジニアがDOMANEに求める要素は、一切の効率性や操作性を損なうことなく、振動を低減させること。
今回新たに搭載した斬新な新機構「フロント IsoSpeed」は、リアのIsoSpeedと相まって、最高にスムーズでバランスの取れた走りを可能にし、より速く、長く、力強く走れるようになります。
フォークのステアリングコラムをヘッドチューブから分離させて回転できるようにしたことで、フロント IsoSpeedはコーナリング剛性や効率性、操作性を犠牲とすることなく、従来のロードバイクと比べ、フロント部の振動吸収性を10%向上。鋭い突き上げや振動を低減してくれます。

【新型IsoSpeed フォーク】
すべてが新しい軽量なフルカーボンのIsoSpeed フォークは、走りに合わせて調整したスウィープと独特のドロップアウト位置を備え、従来のロードフォークより7%高い振動吸収性を誇ります。

【ボントレガー IsoCore ハンドルバー】
新型IsoCoreハンドルバーは、高周波の振動をとても良く吸収します。
IsoCoreはOCLVカーボンで成形され、連続インナーレイヤーのレイアップ内の特定部位にラバーコンパウンド(サーモプラスチックエラストマー)を含ませており、レイヤーダンピングシステムを形成する構造になっています。これが標準的なカーボンハンドルバーより20%、標準的なアルミハンドルバーより24%も高い振動吸収性を提供し、ライダーが大きな衝撃を受ける前に路面からの振動エネルギーを効率よく消散させてくれるのです。

【ダイレクトマウントブレーキ】
Domane SLRはボントレガー製『Speed Stop ダイレクトマウントキャリパーブレーキ』を採用しています。このキャリパーブレーキはクリアランスが広く、最大28cのタイヤを履くことができます。

【さらに広がったタイヤクリアランス】
Domane SLRでは最大で28c タイヤを、Domane Discでは最大32c タイヤを履かせることができます。
走る場所や好みにより、幅広い選択が可能になりますね。

【フラットマウントディスクブレーキモデル】
ディスクブレーキ仕様モデルもラインアップ。
ディスクブレーキはあらゆる天候下で、一定した制動力を発揮します。標準的なキャリパーブレーキよりも、制動力、操作性、減速コントロール性に優れています。ディスクブレーキはまた、タイヤクリアランスを広げるため、より太いタイヤを履かせてさまざまな路面を走ることもできます。
Domane SLR Discはまったく新しいフラットマウントディスクブレーキを採用しています。フラットマウントディスクブレーキは従来のポストマウントディスクブレーキよりも小型かつ軽量、同様の優れた制動力と正確なブレーキング性能を、すっきりとした見た目で提供する新規格です。

【Domane Control Center】
コントロールセンターは、ダウンチューブのウォーターボトルケージの真下に位置し、Di2内蔵バッテリーを収納することができます。コントロールセンターを取り外すには、まずボトルケージを取り外し、コントロールセンターのボルトを緩めて取り外します。

【ジオメトリーが2種類から選択可能に】
新型DOMANEのジオメトリーは「エンデュランス ジオメトリー」と「プロエンデュランスジオメトリー(Race Shop Limited)」が選択可能に!今までヘッドチューブが長くてポジションが出せないと悩んでいた方には朗報ですね!より幅広いユーザー様に選んでいただけるようになりました。
Endurance Geometry(エンデュランス ジオメトリー)
高い安定性、長めのヘッドチューブが優れた操作性、ハンドリング性、反応性をもたらします。Endurance Geometryはロングライドを目指す多くのライダーに最適な仕様です。
Pro Endurance Geometry(プロエンデュランスジオメトリー)
長めのホイールベース、低めのボトムブラケット高、短めのヘッドチューブ長を一つにまとめ、スピードや反応性を損なわず、安定性とハンドリング性能を最大限に高めています。アグレッシブな前傾姿勢を好み、荒れた路面で予測しやすいハンドリング性を求めるライダーのニーズに応えるジオメトリーです。
LINE UP ~ラインアップ~

DOMANE SLR 7
フレーム:OCLV 600 Series
カラー:Semigloss Crystal White/Roaran
メインコンポ:Shimano Ultegra Di2
ホイール:Paradigm Comp Tubeless Ready
価格:680,000円(8%税込)

DOMANE SLR 6 DISC
カラー:Matte/Gloss Trek Black
フレーム:OCLV 600 Series
メインコンポ:Shimano Ultegra 6800
ホイール:Paradigm Comp Tubeless Ready Disc
価格:640,000円(8%税込)

DOMANE SLR 6
フレーム:OCLV 600 Series
カラー:Matte/Gloss Trek Black
メインコンポ:Shimano Ultegra 6800
ホイール:Paradigm Comp Tubeless Ready
価格:590,000円(8%税込)
スタッフ試乗インプレッション

【成城店】 田中 敏樹
昨年8月のトレックワールドで新型マドンが発表された時、他のスタッフと「マドンにIsoSpeedが付いたらドマーネの立場はどうなるんでしょうね?」「フロントにもIsoSpeedが付くとか?」「それはさすがに…」「まさかね…」という会話をしていたのですが・・・
今回発表されたNEWドマーネを見て驚きました。まさかのフロントIsoSpeed!ハンドルに思い切り体重をかけてみると、確かにステアリングコラムがたわむのが実感できます。
ブレーキングで沈まないか?コーナーでグラつかないか?色々と考えながら試乗してみましたが、そういった不安は全て杞憂に終わりました。発進加速、ダンシング、ブレーキングなど様々な状況でも全く違和感はありません。それでも、路面の穴や段差では衝撃の角を落として丸めてくれます。

リアの調節式になったIsoSpeedですが、体重の軽い(57kg)私では一番柔らかい設定で特に問題は無さそうです。太いタイヤ(28mm)と相まって、絨毯の上を転がっていくような極上の乗り味でした。硬さの調整もマウンテンバイクのエアサスペンションを調整するような感覚で簡単に調整できます。必要な工具も六角レンチ一本なので、レース会場でコースコンディションに合わせて硬さを変える、なんてことも容易です。
これだけ様々なギミックを搭載しながら、重量は増えていないというのが驚きです。そして、先代のドマーネ6に試乗したときに感じた「脚を回していると後ろから押し出されるように加速していく」という感覚も一切衰えていませんでした。

“エンデュランスバイク”と言うと「軽快感に乏しい」「レースには向かない」「剛性が低い」というイメージが付いて回りますが、少なくともドマーネにそれは当てはまりません。あくまでも、”快適性を追求したレーシングバイク”だと再認識しました。
個人的には、タイヤを28Cから25Cに履き替えてより軽さを重視したセッティングで乗ってみたいと思いました。ダンシングの軽快感よりシッティングの進み・安定感を重視する方であれば、ヒルクライムレースでも活躍できるレベルの性能を秘めたバイクです。

セミオーダープログラム・プロジェクトワンでは、ヘッドチューブの短い”Pro Endurance Geometry”を選択できることも大きなポイントです。今までポジションの問題からドマーネを諦めていた方、特にレース志向の方には更に魅力的なバイクになったと思います。
ディスクブレーキ仕様のドマーネSLR 6 Discも並行してラインナップされ、ブルベやファストランなどの超長距離、そして雨でも走らざるを得ない状況では非常に頼りになりそうです。タイヤクリアランスも700x32Cまで確保されているので、その気になれば未舗装の林道も守備範囲になり得ます。
このNEWドマーネは、本格的な長距離のロードレースを目指す方から、もっと遠くへ・もっと楽に走ることを追求する方まで幅広くお勧めできるバイクです。
お客様インプレッション

寺田 彰雄 様(川崎店)
モデル:DOMANE SLR (プロジェクトワン仕様)
カラーはブラックパールのベイパーコートカラー!
パーツカラーもこだわってオールブラックで統一されたステルス仕様バイクをご購入いただきました!
インプレッション
一般人のサンデーライダーなので言い過ぎの内容はご了承ください。まずは時間がなかったのでいつもの通勤ライドを走った感想を一口に言いますと・・す・す・凄い・・何が凄いかというと先ず速い!
私が今まで乗っていたEMONDA SLより出だしがいい!車体が軽いので踏み出しからスムーズで、そしてスピードの乗りがいい!上りでも今まで以上に楽に登れて気持ち良かったです。また下りのカーブも反応が良く全然苦ではありませんね!重心が低いので乗りやすいです。やはり圧巻なのは、道路に結構ある、干上がってしまったダムの表面のようなアスファルトがガビガビに割れた道(よくありますよね!)で、今までのバイクでの通勤中は減速してもバンバン跳ねてバランスが崩れて怖かったのですが、せっかくIsoSpeedがついてるので減速せずに走ってみたらどうなるかやってみました・・結果・・マジで何これ?!・・この一言につきました。
今までのバイクではお尻がガンガン跳ねてたのに、このDOMANEではコトコトコトとお尻がむずかゆい感じ…オォーさすがDOMANEの真骨頂!お尻に優しい!手も痛くない!やはりIsoSpeed凄い!カンチェラーラありがとう…これなら私の貧尻の痛みが出るのにあと20km位は伸びるのではないかと期待します。(笑)!すいません。長々と書かして頂きましたが、ポジションも低くく楽なポジションなので長距離も良いでしょうね!そして最後になりますがやはりバイクのメンテナンスも万全なので安心して乗れますね。言うことなしです!BEX ISOYAのスタッフのみなさんありがとうございます!これからも末永くお世話になります。
BEX ISOYA 川崎より
→寺田様:丁寧なインプレッション誠にありがとうございます!
小野と石黒もSLRは試乗しましたが、本当に快適な乗り心地で、前作もかなり良かったのですが、生まれ変わったSLRはさらに完成度が高くなりましたね!
今後は整備はもちろんですが、弊店で開催しているライドイベントにもぜひご参加ください!お待ちしております!!!
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